『ドラゴンクエストVI』で、チョコっとだけ創作小説

2010年02月06日

[ 創作小説 / 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(DS) ]
▼さぁ、行こう。目指すは大魔王デスタムーアの居城

◆DS:『ドラゴンクエストVI 幻の大地』
ドラゴンクエストVI 幻の大地

天馬に乗り、大魔王のいる”はざまの世界”へ。
そこは人々から大切なものが奪われた世界だった。

明日へ、そして未来へと生きるために必要となる「希望」。
自分を抑え、多くの仲間と暮らしていくために必要となる「自制心」。
自らの意思を保ち、夢を叶えるために必要となる「自由」。

それら全てを取り戻し
大魔王が作り上げた”理想の世界”を一つずつ元の状態へと戻していく僕達。
そして、遂に物語は最終決戦へ。

「ろうごくのまち」を後にした僕達は
西の岬へと赴き、真実のオーブを天にかかげる。
刹那、景色が輝いたと感じると同時に見知らぬ場所へと導かれていた。

辺りを確認していた僕の耳に、仲間達の声が飛び込んでくる。

「ついに決戦だな。ここまで来たら、もう後戻りはできねぇぜ」
「今までにない禍々しき気配を感じます。大胆さのなかにも、決して慎重さを失わないように」
「へぇ~ここが大魔王の住む世界なんだ。ちょっと怖いけど、あたしたちなら大丈夫だよね!」

ハッサン。
城の兵士へ志願した頃に知り合ったから、思えば長い付き合いになったな。
「お前一人じゃ心配だからな!」なんて言って付いてきてくれたんだっけ。
今では素晴らしい力と頼もしさを感じることが出来る仲間だ。

ミレーユ。
夢の世界で唯一僕達と接触することが可能だった存在。
彼女がいなければ、今の僕達は無かったような気がする。
彼女の冷静な判断力は、僕達を窮地から幾度と無く救ってくれた。

バーバラ。
記憶を失いながらも、持ち前の明るさまでは失っていなかった。
天真爛漫な性格なのに、時々核心を突く一言を呈したりして驚かされたな。
彼女の存在は、僕達全員に勇気を与えてくれたよ。

そして、今馬車の中にいるチャモロやテリー。
彼らの内、一人でも欠けていたら僕達が迎えている”今”は変わっていたかもしれない。

「どうした?物思いに耽(ふけ)るのは、大魔王を倒してからにしようぜ」

そうだな。振り返ることはいつでも出来る。
今は、やらなければいけないことに集中するとしよう。
気持ちを切り替えた僕は、皆に聞こえるように大きく息をすいこんだ。

「よし!それじゃ、みんな…」
「大魔王の城へ、レッツゴー!」

言葉を言い終えない内に、バーバラの声が響いた。

「その言葉は、彼に譲ってあげなさいよ。フフ」
「えーだって、一度言ってみたかったんだもん。ごめんね?」

ミレーユの嗜(たしな)めに、ぺろっと舌を出しながら答えるバーバラ。

「ハハハ」

あまりにも、いつも通りの彼女達に思わず笑ってしまった。
これから大魔王との決戦を迎えようとしているのに
微塵の硬さも感じられないことに一種の頼もしささえ感じてしまう。

そうだ、これでいい。
僕達は僕達の信じる道を僕達らしく歩んできた。
そして、これからもその道を歩んでいけばいい。

眼前に広がる道は険しいのかもしれない。
弱音を吐きそうになったり、挫けそうになってしまうかもしれない。
それでも、僕達は最後まで歩き続けられると思う。

大魔王に世界を支配されようとしている世界で見つけたとびっきりのお宝。
”かけがえの無い仲間”という宝が、僕達の行く道を明るく照らし続けてくれているのだから。

……。

と、いうわけで。
プレイ時間32時間にして、ようやくデスタムーアの城へと向かうところでございます。
いよいよ、ドラクエVIもクライマックスですね。

このまま、最後まで走り続けるぜ!
(いまだにパーティーに勇者はいませんけども…)




◆宜しければポチッと押してくださると嬉しいです
にほんブログ村 ゲームブログへ人気ブログランキングへ
にほんブログ村 ゲームブログへ
人気ブログランキングへ  

Posted by kazuyuna at 23:20Comments(0)TrackBack(0)創作小説